フェアスタート実績

●利用者さんからの「ありがとう」が嬉しい。働く事は自分が生きる事。アルバイトさんのお手本になれるように責任感を持って働いています。

 

 

 

 

 

■飯澤樹里亜さん

1993年生まれ。中学3年生から高校卒業までを児童養護施設で過ごす。2012年4月にフェアスタートの紹介で高齢者介護デイサービスの仕事に就職。

長女として家族を支えてきた飯澤さんはしっかり者で明るく、会社でも入社当時から高い評価を受けてきました。将来を期待されるスタッフとして活躍しています。

 

—じゃあ就職活動を初めて、永岡さんに会って、仕事が決まるまでの流れを教えてくれる?

はい。高校で就職活動を最初やって、夏に別の介護施設を受けて受かったんだけど、面接の時に家の事をすごく言われて、質問内容が家の事ばかりで。福祉の事とかきいてもらえなくて。お給料も高くないし、そんな質問ばかりされたのが嫌で断りました。それから施設に出入りしていた永岡さんと知り合って相談に乗ってもらったの。永岡さんとはその前に、フェアスタートのイベントで会って知り合いました。企業と施設の高校3年生のお見合い会があって、それに参加したのが出会いで。紹介してもらった施設を最初に見学させてもらって、面接を受けて合格して入社が決まりました。

 

—介護の仕事に就こうと思ったきっかけは何だったの?

ほんとは飲食店とかの接客業がやりたかったの。でも施設の職員さんとか友達にも私の親が介護受けている身だから、介護職の方が合っているんじゃないかって言われて。学校の先生にもアルバイトしていた飲食店を卒業後も続けるのは反対されていたから。それで介護にしたの。今の会社は利用者さんに困ってしまう事もあるけど、スタッフ同士仲がいいし、利用者さんが楽しいことも言ってくれるから。御礼とか言われると嬉しいし、だから最初の頃は正直辞めたいって思った事もあったけど、今はそういう気持ちは少ないです。

 

—-どんな事が辛かったの?

運転免許を取らなくちゃいけないプレッシャーがあったの。あとは、男性の利用者さんもトイレ介助もお風呂介助もしなきゃいけなくて。最初の頃は精神的にそれがきつかったけど、慣れてきちゃえばそれは別に。うん、でもはじめはそこがきつかったかも。

 

—-仕事で嬉しい時とかやりがいを感じるときってどんな時?

5月から新しい事業所を自分たちで作り上げて来てるから、やりたい事をいっぱいさせてもらってるの。自分たちで一から作ってるから、自分の素がだせて仕事できてる。本来の自分をみせて仕事して、自分の明るさで利用者さんに喜んでもらえる事が嬉しい。私がいる時といない時じゃその場の明るさが違うって利用者さんから言ってもらったりとかするし。「明るくていいね」とか言ってもらえたり。利用者さんをお風呂に入れてあげたりしてありがとうって言われるとすごく嬉しい。高校時代、中華料理屋さんでアルバイトをしてたんですけど、そこでお客さんから言ってもらう「ありがとう」がすごく嬉しくて、それから自分もありがとうって何をしてもらっても言うようにしてるんです。今の仕事は利用者さんからいっぱい「ありがとう」って言ってもらえる。すごく嬉しいです。

 

—-アルバイトと正社員が違うなって思うところはどこ?

責任感。アルバイトは上の人がいっぱいいるから、頼ればいいってなるけど、正社員だと自分が動いて行って責任をもって働かないと。下にアルバイターさんがたくさんいるから、その方たちのお手本にならないといけないから。それはしんどいのとやりがいがあるのと半々。大変だけど、成功したら下の人からも慕われるし上の人からは褒めてもらえるし、半々の気持ちですね。

 

—-仕事を通じて成長したなって思う事は何がある?

相手の気持ちを読み取りながら接する事かな。利用者さんのおじいちゃんおばあちゃんが今何をしたいのか、トイレに行きたいけど言えないって人もいるし。お風呂入りたい、ご飯食べたい、おやつ食べたい、テレビ観たい、そういうのを表情をちゃんと見てよみとって声かけてあげたりとか。そういう事ですね。

 

—なるほど。これで最後の質問なんだけど、樹里亜ちゃんにとって働くってどんな事?

働く事は、生きる事。働くって事は周りの為にもなるけど、自分が生きる事なんだと思う。家の事とか親の事とかすごく気分が落ち込む時もあるけど、そんな時は自分の好きなタレントとか見て元気出して頑張ってる!これからもそうやって頑張っていきます。